KAMIFUSEN BLOG

髪風船の本音で話そう!

CONTACT

お問合せ・無料お悩み相談

SALON INFORMATION

最高の技術でお客様の
ご希望に幅広く対応します。

MEDIA COVERAGE

メディア紹介

ファッション誌『VOGUE』

ファッション誌『VOGUE』

ヘアに関する『25のQ&A』に
ヘアケアアドバイザーとして参加
記事を見る >

ELLEヘアケアTips

ELLEヘアケアTips

ELLE onlineヘアケア記事依頼!
記載させてもらいました

全国紙『トリニティー』

全国紙『トリニティー』

髪風船記載されました

ヘアカラー
2014.04.22 20:09
ヘアカラーで髪を傷めない為に、、、

From:内野

uchino

 

アナタはヘアカラーの事理解していますか。
髪の傷みに直結しているのです、
もし、はっきり理解していないとするならば、、、
しっかり理解してください、
髪をきれいにしていくためには必要な知識です。

 

 色を付けて染めるカラーとしては

●一般的な2液(過酸化水素水)がセットされているヘアカラーがあります。
2液を使わない色を付けるだけのカラー剤があります。

 

大きく分けてこの2種類を考えてもらいたいのですが、

 

おしゃれ染などの黒髪を明るい色に染めるという事は、前者の2液を使った一般的なヘアカラーの仕事になるのですね。そうなんです、明るく染めるという事は、カラー色素の問題ではなく、過酸化水素によるブリーチの力なんです。

 後者の物は全て色をくっつけるだけです、例え黒髪に黄色をくっつけても黒です。黒が勝つという事です、

色を入れるという事と、髪のメラニン色素を(脱色)は全く別の事ですが、一般的なヘアカラーはこの両方を同時にやっている事なんです。

それともう一つご理解頂きたいのは、カラーによる髪の傷みは、このブリーチ(脱色)によるものだという事を!おしゃれのためなら、髪を明るくする、これも全く問題ないでしょう。でも、必要以上のブリーチを起こさない工夫が大事だという事。

 

 

「ウィキペディア」よりの参考記事です。

日本の薬事法では、ヘアカラーリング剤は、染毛剤(医薬部外品)と染毛料(化粧品)に大別される。

染毛剤(カラー剤)の主成分は、パラフェニレンジアミンなどの酸化染料で、使用時に過酸化水素水と混合することにより酸化発色し、毛髪を永久的に染める。

これと同時に過酸化水素による毛髪中のメラニン色素の脱色が起こるため、染料の配合濃度に応じて「白髪染め」から「おしゃれ染め」まで、色調の異なる染毛が可能となる。カラーリングのほとんどが、この方法である。

 

 

次に
少し専門的になるかもしれませんが、
まずカラーの種類をを書いてみましょうね。

 

染毛剤の種類 

油性染毛剤
カラースプレー、カラークレヨン、カラークリーム、など顔料を油脂類で練った物

植物性染毛剤 
ヘナ、ヘマティン等植物原料で出来ている。
色は限定されており、ダメージやかぶれは少ないが、染着が悪いヘナは稀にかぶれるばあいがあるが、ヘマティンは殆どかぶれない。

金属性染毛剤
お茶などに含まれるタンニンなどの成分に鉄や銅の化合物を反応させて染めます。このタイプは黒っぽい単一な色調しか出ないのと、パーマをかけるときパーマ1剤と反応して、1剤が黒紫色に変色しパーマがかからないことがあります。  

カラーリンス 
一時染めに使用されますがイオン染着力は弱くだれでも手軽に出来るカラーリングですが、黒髪にはあまり効果を期待できません。しかし、白髪・ヘアーブリーチ毛・褪色した髪には効果的です補色としては有効でしょうね、基本的には皮膚についても問題ありません。

酸性染料 
一般的にヘアマニキュアといわれるもの毛髪のキューティクルや皮質内の部分にイオン染着します。注意することは皮膚も毛髪同様+イオンだと云うことです。 その為、皮膚にマニキュア染料が付着するとなかなか落ちません。

酸化染料(ジアミン系染料) 
いわゆるヘアカラーといわれるもの
大きく2種類にわけられます

アルカリタイプ 明るく染めれますがダメージも多い
酸性タイプ 明るく染められないがダメージは少ない

酸化剤(2剤) 酸化染料(色の素)に発生機の酸素を供給し色素化する共に、メラニ色素を漂白します。

ヘアブリーチ 
ヘアーブリーチは毛髪内に有るメラニン(髪の色)を化学変化させ色を見せなくします。基本的に明るさを出すのはこのブリーチの仕事です、明るさに比例して毛髪はかなりのダメージを受けます。

 

 

ヘアカラーのメカニズ

一般的な酸化染料(ヘアカラー)を説明しますね。
ヘアカラー剤、には1剤と2剤があります

 

1剤の主原料
ジアミン系の染料アルカリ剤

2剤の主原料
過酸化水素水 

この2つを混ぜ合わせます

1剤に2剤を混合し毛髪に塗布するだけですが、毛髪の中ではどのような化学変化がおきているのでしょうね?

 

 2剤の主剤である過酸化水素は1剤中のアルカリの影響をうけ分解し酸素を放出します。 酸素は毛髪に漂白作用(ブリーチ)をもたらします

一方で同時に行われている染着ですが、
これも2剤の発生基の酸素の影響で、1剤中にあるジアミン系色素が酸化されジアミン同士がくっつきあい色が見えるようになります。これを酸化重合といいます。

 

一般的なカラー(アルカリカラー)は毛髪のメラニンを漂白する作用と染料を発色させる2つの事を同時に行っています

暗めの白髪染めでも漂白作用はかなりあり漂白した分だけ色素が入る為に結果として暗めに染まります。

 

コレでほぼ理解してもらっていると思うのですが、

アナタはこんな勘違いしていませんか?

 

 そう、それはカラー剤の種類をごっちゃにしている事なんです。前回言った明るくなる事と、色が付く事は全く別物ですよね。

それと大事な事は、
髪が持つメラニン色素はブリーチ【脱色】で明るくする事は簡単です。でも人工的に付けた色素はブリーチ剤では脱色が出来ないのです、

 

例えば、ヘナ、ヘアマニュキア、カラートリートメントなどを髪に吸着染色します、それにいくらブリーチ剤を使っても、明るくはなりません、でも、中の髪自体はドンドン漂白されているのです、その上を暗い人口色素で覆っているわけです。見た目には黒いのですが中の髪はキンキラと言う事になっているんですね。

 

数ヶ月時間がたつと、その色素も取れてやっと明るくなります、キンキラのバサバサ!!!

黒染めしている学生さん!明るくしたいからってヘアカラー、ブリーチします。新しく伸びている根元のみ金髪、毛先は全く変わらず真っ黒なんて経験ないですか?

 

ごちゃごちゃになって分からな~い!?
では,まとめますね。

 

カラーリングには

1、髪のメラニン色素を漂白するブリーチというのが有ります。

(明るくなるだけです)

2、ブリーチと染着を同時にする、一般的なヘアカラーが有ります。
(明るさと色味が出ます、暗くも出来ます)

3、色素入れのみをする、へナ、ヘアマニュキア、カラートリートメント類が有ります。明るさは望めません、色味だけです、後のブリーチは効きません、

 

それに漂白(脱色)と別に、脱染というヘアカラー時の色素パラフェニレンジアミンなどの色素を剥ぐ技法もあります。ヘアマニュキアなどの色素はまた別物ですからこの枠内ではありません。それぞれ、色素の種類が違う為、同一の方法では解決しないという事です。

内野サイン

長崎県長崎市 縮毛矯正専門店 Copyright © 美容室 髪風船 All Rights Reserved